
こんばんは、halpiyoです!
今回ご紹介するのは、シェリー樽熟成で人気のシングルモルト
「グレンドロナック 12年」。
甘く芳醇な香りと、落ち着いた味わいが魅力の一本です。


- シェリー樽由来の濃厚で芳醇な味わい
- シェリー樽オンリーでの熟成
- コスパが良い
- 甘いシェリー香が苦手な人
グレンドロナック蒸留所とは?
蒸留所概要
グレンドロナック蒸留所は、1826年にスコットランド・ハイランド地方で創業した、長い歴史を持つシングルモルト蒸留所です。
※参考文献・・・公式を参考
蒸留所はアバディーンとエルギンの間、静かな谷あいに位置し、創業当初からシェリー樽熟成を重視したウイスキー造りを続けてきました。
公式では、グレンドロナックのスタイルについて
「最高品質のスペイン産シェリー樽で熟成される、リッチでフルボディなハイランドモルト」
と表現されています。
熟成には、オロロソシェリー樽とペドロ・ヒメネス(PX)シェリー樽を主に使用。
この伝統的な樽使いにより、レーズンやドライフルーツ、チョコレート、スパイスといった、濃厚で奥行きのある香味が生み出されます。
また、冷却濾過を行わず、着色も最低限に抑える姿勢も特徴のひとつ。
公式でも
「自然な風味と個性を大切にする」
ことが強調されており、ウイスキー本来の味わいを重視する蒸留所であることがうかがえます。
グレンドロナックは現在も、伝統的な製法とシェリー樽熟成への強いこだわりを守り続け、
「シェリーモルトの代表格」として世界中のウイスキーファンから高い評価を受けています。



シェリー樽への拘りを強く感じますね!(^^♪
公式 | ラインナップ
| 熟成年数 | ボトル名 | 樽 |
|---|---|---|
| 12年 | グレンドロナック 12年 | スペイン産ペドロ・ヒメネス樽とオロロソ樽。 厳選された最高級のシェリー樽で、最低12年間熟成された1本。 |
| 15年 | グレンドロナック 15年 | アンダルシア産のペドロ・ヒメネス樽とオロロソ樽で、静かに熟成を重ねた1本。 |
| 18年 | グレンドロナック 18年 | スペイン・アンダルシア産の上質なオロロソ樽で熟成されたハイランド・シングルモルト・スコッチウイスキー。 ウイスキー愛好家から「究極のシェリーボム」と称される1本。 |
| 21年 | グレンドロナック 21年 | 上質なオロロソシェリー樽とペドロヒメネスシェリー樽の絶妙な組み合わせで熟成された、グレンドロナック21年熟成は、格別な豊かさと洗練された味わいを持つハイランドシングルモルト。 |



今回ご紹介するグレンドロナック 12年は旧ボトルになっておりますが、現在はリニューアルした新12年が標準となります!
機会があれば新ボトル・旧ボトルでの飲み比べなども行っていきたいと思いますので乞うご期待!!
テイスティング
公式 | テイスティングノート
スペイン産ペドロ・ヒメネス樽とオロロソ樽。
厳選された最高級のシェリー樽で、最低12年間熟成された1本。
豊かに薫るシェリーの風味と、自然のままの美しい色合い。
アルコール度数43%でボトリングされた、甘くクリーミーな味わいのシングルモルト。
※公式HPより引用
カラー 琥珀がかったゴールド アロマ シェリー酒に漬け込んだ秋のフルーツが、なめらかなチョコレートプラリネ、ジンジャーブレッド、天日干しのレーズンと溶け合う テイスト キャラメリゼしたブラックベリー、シルキーなオレンジ、サルタナ、温かみのあるスパイスの風味



シェリー好きにはたまらないですね( `ー´)ノ
ではさっそく飲んでまいりましょう~!!
| 香り | グラスに注いだ瞬間、まず立ち上がるのはシェリー由来の甘く濃厚な香りです(*’▽’) レーズンやプルーン、干しイチジクのようなドライフルーツに、ほのかにチョコレートとナッツ。 奥からオレンジピールやシナモンのスパイス感も感じられ、12年熟成とは思えないほど落ち着きのある香り立ち・・・! 派手すぎず、でもしっかりと「シェリー樽熟成」を主張してくる印象を持ちました!(^^)! |
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ストレート
| 味わい | レーズン、キャラメル、ミルクチョコレートのようなコクのある甘さに、後半からほんのりビターなカカオ感。 アルコールの刺激はほとんどなく、舌触りもなめらかに感じました(‘ω’)ノ |
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本当に、チョコレートとかで併せて飲むと美味しくて。。。永遠に飲んでしまう。。。
ロック
| 味わい | 氷を入れると甘さが一段落ち着き、ドライフルーツ感がより前に出る。 ストレートでは感じにくかったナッツ感やウッドの渋みが強調され、全体的に引き締まった印象。 温度が下がることで、少しビター寄りになり、大人っぽいシェリーモルトに変化しました。 |
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甘いシェリーが苦手な人はこちらがおススメです。全体的にかなりビターに感じました( *´艸`)
ハイボール
| 味わい | 炭酸で割ってもシェリーの輪郭が消えないのが印象的。 レーズンやオレンジピールのニュアンスが爽やかに広がり、後味はすっきり。 甘みは控えめになり、軽いウッディさがあります(^^♪ |
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ハイボールにするととっても飲みやすくなるのですが、食中に併せるとしたらクリーミーなパスタやグラタン、ラザニアなどを想像しました!!
まとめ



グレンドロナック12年は、シェリー樽熟成の魅力を分かりやすく、かつ上品に楽しめる一本。
ストレートでしっかり、ロックで落ち着き、ハイボールでも個性を失わない。
「濃厚すぎないシェリーモルト」を探している人には、間違いなくおすすめできます( `ー´)ノ
※余談
写真はウイスキーフェスティバル2024にて試飲したヴィンテージのドロナックになります。現行ボトルも、もちろん美味しいですがヴィンテージは本当に一度味わっていただきたい美味しさでした。
1993年のボトルは本当に欲しいと思っているんですが、高値で取引されているためなかなか手を出しにくいのも事実なので、もしBar等で見かけたらぜひ飲んでみてください!
飛ぶぞ!笑









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