
こんばんは、halpiyoです!
夜がながーくなってきましたね(´;ω;`)
しっぽり飲むにはこの一本、「イチローズモルト モルト&グレーン ワールドブレンデッドウイスキー リミテッドエディション」をレビューします!


- バランスが良く「万能」ブレンデッド
- 熟成感と奥行き
- フルーティーウイスキー
- シングルモルトしか飲まない人
- 重厚感が欲しい人
イチローズモルトとは?
蒸留所概要
秩父蒸溜所は、埼玉県秩父市の自然豊かな盆地に位置し、周囲を山々に囲まれた気候変化の大きな土地に立っています。仕込み水には秩父の清澄な伏流水が用いられ、この地ならではの軟らかい水質がウイスキーのまろやかさを支えています。蒸溜所は小規模ながらもモルトを中心とした本格的なウイスキーづくりを行い、日本のクラフトウイスキーの象徴的存在として知られています。
※参考文献・・・wikiを参考
創業は2007年。運営するベンチャーウイスキー社は、2004年に肥土伊知郎氏によって設立されました。肥土氏の一族は江戸時代から続く酒造家であり、かつては羽生蒸溜所を運営していましたが、ウイスキー不況により閉鎖へ追い込まれました。その際に残された原酒を肥土氏が買い取り、それらが「Ichiro’s Malt」として日の目を見ることになったことが、秩父のウイスキーづくりへと繋がっています。
秩父蒸溜所の大きな特徴は、伝統と手仕事を重視した造りです。発酵槽には日本産ミズナラの木桶が使用され、ステンレスにはない微生物由来の複雑な香味を与えます。小ぶりな銅製ポットスチルで丁寧に蒸留し、原料の持つ個性を最大限に引き出しています。樽にも強いこだわりがあり、バーボン樽やシェリー樽はもちろん、ミズナラ樽やワイン樽での熟成など多彩な試みが行われ、少量生産ならではの個性豊かな原酒が生み出されています。
秩父の厳しい寒暖差は熟成に強く影響を与え、樽材との膨張収縮を繰り返すことで短い熟成年数でも濃密な香味を育みます。こうした自然条件の恩恵に加え、地元の材料を活かしたウイスキーづくりが、世界でも注目される品質へと繋がっています。
2011年には初めて自社蒸溜原酒によるシングルモルト「Chichibu The First」を発売し、その後もピーテッド原酒やシェリー樽熟成など多彩なボトルを発表。生産量は多くなく希少性が高い一方で、国際的なコンペティションでも評価を重ね、日本のクラフト蒸溜所ブームの先駆けとなりました。現在では第二蒸溜所も稼働し、需要拡大に応えつつも“品質重視・手造りの精神”は守られ続けています。



秩父は車で1時間弱くらいですがとても自然いっぱいで素敵な場所です(*’▽’)
秩父市はあの秩父ウイスキー祭なども行われております!
公式 | ラインナップ
| 熟成年数 | ボトル名 | 熟成樽または構成・備考 |
|---|---|---|
| ノンエイジ (表記なし) | Ichiro’s Malt & Grain White Label(ホワイトラベル) | 秩父原酒をキーに、世界各地のモルト & グレーン原酒をブレンドしたワールドブレンド。樽構成など詳細は非公開。 |
| ノンエイジ (表記なし) | Ichiro’s Malt & Grain Classical Edition(黒ラベル) | 世界各地の原酒を配合したワールドブレンデッド。ノンチルフィルター/ノンカラー。 |
| 構成原酒は「10年以上熟成」のものを中心にブレンドされているよう | Ichiro’s Malt & Grain Limited Edition | 世界各地(スコットランド、ジャパン、カナダ、他国など)のモルト・グレーン原酒をブレンドしたワールドブレンド。ノンチルフィルター・ナチュラルカラー仕様。 |
| ノンエイジ (表記なし) | Ichiro’s Malt Mizunara Wood Reserve (MWR) — リーフシリーズ(黄) | 熟成に「日本産オーク材ミズナラ樽 (Mizunara)」を使用。モルト主体のブレンデッドモルト。 |
| ノンエイジ (表記なし) | Ichiro’s Malt Wine Wood Reserve (WWR) — リーフシリーズ(赤) | 熟成に「ワイン樽」を使用したブレンデッドモルト。ワイン樽由来のフルーティーかつタンニンの苦味を持つスタイル。 |
| ノンエイジ (表記なし) | Ichiro’s Malt Double Distilleries — リーフシリーズ(緑) | かつて存在した蒸溜所 (旧 Hanyu Distillery) のストック原酒と、現在の Chichibu Distillery の原酒をブレンドした、歴史と現代の融合的ブレンデッドモルト。 |



今回取り上げたボトルではないですが、現在リーフシリーズの緑は羽生蒸留所と秩父蒸留所の原酒ではなく秩父蒸留所の第一と第二の原酒でブレンドされた新しいDDになっております!(^^)!
旧DDはこれから希少になっていきそうですね。
この表以外にも期間限定ものや、手に入りづらいものは記載していないのでご容赦ください(‘ω’)ノ
テイスティング
イチローズモルト モルト&グレーン ワールドブレンデッドウイスキー リミテッドエディション(青ラベル)が他のラベルとの大きな違いは構成原酒の熟成期間にあると思います。
10年以上熟成された原酒も構成された一本であるため洗練された味わいが期待できますね( *´艸`)



ではさっそく飲んでまいりましょう~!!
| 香り | 完熟プラムや熟したリンゴやアップルパイ、その奥にウッディな渋みや甘さを感じました。 熟成が進んでいるからか樽感のある香りを感じました(‘ω’) |
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ストレート
| 味わい | 濃密な熟したリンゴ、シナモン、アップルパイを感じました。終始フルーティな味わいで軽快です。後半につれて黒胡椒のようなスパイスがじわじわきました。 |
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アルコールのアタックも感じたので、加水してどう変わるのかが楽しみです!
ロック
| 味わい | 一気に香りが引き締まり、ビターチョコっぽいニュアンスが前に出てきます。 甘みが優勢になり、角が取れてまろやか。 氷が溶けていくにつれ、ウッディさがふわっと戻り、ほのかなビターが心地よい(*’▽’) |
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とてもバランスが良いと感じたのでチョコレートでもチーズでもスイーツなどと併せても美味しく感じました(^^)
ハイボール
| 味わい | ドライフルーツ感やアップルパイが爽やかなリンゴ感にシフト。 甘み → すっきり → ほろ苦い余韻へと変化。 重さは軽減されつつ、芯のある味わいが残ります。 飲みやすい印象です。 |
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ハイボールが本当に美味しい!
日本料理や煮物などと併せて食べたくなりました!
まとめ



いかがでしたでしょうか。
全体的にフルーティな味わいとなっていて飲みやすい印象でした!
イチローズモルトは共通して日本の香木を思わせる味がしてとっても美味しいです。
価格は1万円の壁を超えているので少し高く感じるかもしれません。
しかし、昨今のウイスキーブームでなかなか手に入りづらい時期もありましたが現在は少し落ち着いている傾向にあるようなので酒屋さんなどで見つけたらぜひ買ってみてください!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。







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